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2014年11月08-09日 貧困研究会 第7回研究大会

共通論題 憲法25条ゆかりの地で、あらためて『最低生活保障』を問う

日 時: 2014年11月8日(土) 12:30-17:30 / 11月9日(日) 09:30-15:00
場 所: サテライトキャンパスひろしま
     〒730-0051 広島市中区大手町1丁目5-3
     TEL: 082-258-3131  FAX: 082-258-3010

趣 旨: 最低生活保障にかかわる三つの領域、①最低生活保障をめぐる原論(哲学)、②最低生活保障をめぐる政策論、③最低生活保障を要求する専門家・市民・当事者による運動について、それぞれのエキスパートを招きシンポジウムを開催する。このシンポジウムにおいては、今激動のなかにある最低生活保障の現在と今後の展望をめぐる活発かつ建設的な議論が、登壇者のみならず参加者の間でも交わされることを期待している。
チラシ: 2014110809.pdf

【大会スケジュール】

11月8日(土) シンポジウム

12:30~17:30
憲法25条ゆかりの地で、あらためて『最低生活保障』を問う
~原論・政策・運動の三領域から~

報告1:「ナショナルミニマム保障の哲学」
堅田香緒里 (法政大学)
報告2:「最低生活保障の具体的参照基準:
 誰が、どのようなデータを使いどのように決めるのか?」
岩田正美 (日本女子大学)
報告3:「生存権保障をめぐる運動の今」
稲葉剛 (特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい)
コーディネーター 青木紀 (名寄市立大学)

11月9日(日) 分科会・自由論題報告

9:30~11:30
分科会1: ドイツの最低生活保障基準決定とその検証の在り方をめぐる違憲判決
ヨハネス・ミュンダー (ベルリン工科大学法学部教授)

分科会2: 住まいの貧困調査(中間報告)
「首都圏における不安定就業者の居住実態について」(東京チーム)
「名古屋における不安定就業者の居住実態について」(名古屋チーム)
 「大都市における低家賃民営借家ストックの変化に関するデータ分析」
 式王美子(立命館大学)

13:00~15:00 自由論題
「フード・バンクの今日的意義−レスト・ド・クールの事例から」
佐藤順子 (佛教大学 福祉教育開発センター)
「ワーキングプアの計量分析」
村上雅俊(阪南大学)
「反転する『最低賃金と生活保護の逆転現象』~生活保護基準引き下げの影響~」
桜井啓太(大阪市立大学人権問題研究センター)
「社会的弱者の『被災後』から『平常時』の生活を支える制度の探究
 ~住宅手当に焦点を当てて」
岩永理恵(神奈川県立保健福祉大学)


※参加費 (会場費および資料代等) 1,000円 (学生・院生、無職の方は無料)
 大会実行委員会 (お問い合わせ先) 広島大学大学院総合科学研究科・総合科学部 佐々木宏
 e-mail: hsasaki@hiroshima-u.ac.jp

※本研究大会は、大阪市立大学都市研究プラザの『先端的都市研究拠点共同利用事業』の助成を受け実施するものです。