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2015年11月28日 国際シンポジウム「コミュニティに根ざした社会的企業の実践」
国際シンポジウム
コミュニティに根ざした社会的企業の実践
矯正施設等出所者の地域社会への移行支援から考える
日時:2015年11月28日(土)17:00~20:00
会場:名古屋経済大学名駅サテライトキャンパス93教室
http://www.nagoya-ku.ac.jp/access/#meieki
※チラシ: 20151128.pdf
参加費無料/事前申込不要
シンポジスト
胡 哲生 輔仁大学管理学院社会的企業研究科 教授
水野有香 名古屋経済大学経済学部 准教授
嘉戸 篤 特定非営利活動法人風の家 理事長
橋本恵一 特定非営利活動法人ささしま共生会 事務局長
高坂朝人 特定非営利活動法人再非行防止サポートセンター愛知 理事長
掛川直之 大阪市立大学都市研究プラザ 特別研究員(若手・先端都市)
全 泓奎 大阪市立大学都市研究プラザ 教授〈総合司会〉
共催 名古屋経済大学・日本福祉大学アジア福祉社会開発研究センター・特定非営利活動法人ささしま共生会・大阪市立大学都市研究プラザ名古屋プラザ / 後援 日本居住福祉学会
※本シンポジウムは、文部科学省共同利用・共同研究拠点大阪市立大学都市研究プラザ先端的都市研究拠点による助成を得て実施するものです
台湾においては、社会問題の解決を目指し社会性と事業性とを兼ね備えた活力のある社会的企業が多数生まれており、政府はモデルとなる社会的企業を育てていく政策を採っている。一方、日本においては、1970年代頃から草の根的に展開されてきた非営利組織が、近年では社会的企業として注目され、社会問題の解決のための重要なアクターとして位置づけられるようになっている。
本シンポジウムでは、具体的事例として、矯正施設等出所者の地域社会への移行支援を想定し、日本と台湾における社会的企業の現状と政策アプローチを比較し、日本への示唆を得たうえで、日本のコミュニティに根ざした社会的企業の実践から包摂型社会のあり方を検討する。
スケジュール
10:00~16:00 エクスカーション
〈訪問先〉セントラルキッチンかすがい+わっぱの会
(パン製造・販売「ワークショップすずらん」+共同生活住宅)
〈定員〉20名( *事前申込必要)
17:00~20:00 シンポジウム
〈場 所〉名古屋経済大学名駅サテライトキャンパス93 教室
事前申込不要/参加費無料
特定非営利活動法人風の家
社会に居場所のない矯正施設出所者、とくに高齢者や障がいをかかえた人びとの社会生活復帰を支援することを目的として広島で活動。社会のなかで孤立しがちな彼らに、困ったことがあったときにはいつでも気軽に立ち寄ることのできる居場所を提供するとともに、それぞれのニーズに合わせた、専門的な知見に基づいた支援を継続的におこなっている。
胡哲生 輔仁大学管理学院社会的企業研究科 教授
台湾系企業の国際戦略、国際分業等を中心に30 年以上の研究歴を有する。近年は、格差社会が拡大するなかで、社会正義が機能しない世の中を懸念し、社会的企業の研究に乗り出す。学界、各種業界と非営利組織をとりまとめ、台湾社会的企業創造創業学会の創設にも尽力。輔仁大学社会的企業専門職大学院修士プログラム長、同大学社会的企業センター長、台湾社会的企業創造創業学会事務局長などを歴任。
特定非営利活動法人ささしま共生会
野宿生活者の生命と人権を守るため活動。衣食住の提供、医療・生活相談、就労機会の提供などを通して、野宿生活者の「自立」のための協力・支援をおこなう。野宿生活者をとりまく差別と偏見を解消し、共生社会を実現するため、社会教育の機会と場の提供もその使命とする。近年は、矯正施設等出所者の支援にも積極的にとりくんでいる。
特定非営利活動法人再非行防止サポートセンター愛知
「非行を行った、少年・少女の本音と希望を基に、再非行防止サポートを実施し、再非行を減らし、笑顔を増やしたい」というミッションを掲げ、非行少年・少女と、人と人としてのかかわり続けることをモットーに活動。彼らの「本音と希望」を尊重しながら、再非行防止サポートにとりくんでいる。
アクセス
名古屋経済大学・名駅サテライトキャンパス
名古屋駅(地下鉄・JR・名鉄・近鉄・あおなみ線)より「ミヤコ地下街4番出入口」から東へすぐ
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4-25-13
〈公共交通機関でお越しの方〉
名古屋駅(地下鉄・JR・名鉄・近鉄・あおなみ線)より「ミヤコ地下街4番出入口」から東へすぐ
〈お車でお越しの方〉
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