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2009年10月17-18日 貧困研究会 第2回研究大会
貧困研究会 第2回研究大会
と き:2009年10月17日(土)~18日(日)
ところ:大阪市立大学 杉本キャンパス
参加費:一般2000円、院生1000円
※大会リーフレットはこちら hinkon2.pdf
大会プログラム
貧困研究会では、世界貧困デーとその翌日の10月17日、18日に、大阪市立大学で第2回研究大会を開催いたします。
今年の共通論題は「日韓における地域の社会的包摂システムの模索」と題して、都市の貧困問題とその克服に向けた取り組みに関する日韓比較を企画しました。会員でない方も参加できますので、お誘いのうえ、奮ってご参加下さい。資料を用意する都合がありますので、参加される方は9月末までに貧困研究会事務局宛に連絡いただきますよう、お願いいたします。
1日目(10月17日)
分科会・自由論題12:30−16:45
①12:30~14:30
A会場:自由論題Ⅰ「途上国の貧困問題」
1)「中国・モンゴルにおける貧困対策-移民政策実施に伴う諸問題に関する研究-」
アルタン・ボリグ(東洋大学・大学院生)
2)「タイ山地民における貧困のメカニズム-少数民族間の経済格差-」
吉井千周(都城工業高等専門学校)
B会場:自由論題Ⅱ「母子家庭をめぐる諸問題」
1)「母子家庭調査報告」
西田芳正(大阪府立大学)妻木進吾(大阪市立大学) 堤圭史郎(大阪市立大学・特別研究員)
2)「ひとり親世帯のこどもの育成環境の保障に向けて」
上村昌代(京都女子大学・大学院生)
3)「就労支援を受けた母子家庭に対する経年的調査について」
丹波史紀(福島大学)
C会場:分科会Ⅰ「大阪N地域住民の健康と生活に関する実態調査報告—健康と貧困・社会的排除の連鎖—」
座長 福原宏幸(大阪市立大学)
田淵貴大(大阪大学・大学院生)若松司(大阪市立大学・特別研究員)四井恵介(地域・アシスト研究事務所)
コメンテーター:高鳥毛敏雄(大阪大学)
②14:45~16:45
A会場:自由論題Ⅲ「先進国の貧困問題」
1)「90年代フランスにおける就労困難層の自立支援-公的就労支援の実態と課題-」
松原仁美(大阪市立大学・大学院生)
2)「ホームレスへの/からの経路-オーストラリアの研究から見た一考察-」
志賀文哉(富山大学)
3)「救護施設の「あり方」を問う-社会的な位置と役割の再検討-」
松木宏史(大阪摂津福祉専門学校)
B会場:分科会Ⅱ「『流動社会』における生活最低限の実証的研究」
司会 室住眞麻子(帝塚山学院大学)
岩田正美(日本女子大学)鳥山まどか(北海道大学)岩永理恵(神奈川県立保健福祉大学)村上英吾(日本大学)
C会場:分科会Ⅲ「大阪地域就労支援事業相談者の貧困と社会的排除—調査報告から—」
座長 福原宏幸(大阪市立大学)
内田龍史(部落解放・人権研究所)李嘉永(部落解放・人権研究所)
コメンテーター:清水隆夫(元大阪府地域就労支援事業スーパーバイザー)
総会 17:00~17:30
懇親会 18:00~19:30 (大阪市立大学高原記念館1階学友ホール)
2日目(10月18日)
共通論題
「日韓における地域の社会的包摂システムの模索」
座長:五石敬路(東京市政調査会)
村上英吾(日本大学)
①午前の部 9:30−12:10
韓国側報告1 9:30~10:15(45分)
「経済危機以降における韓国の野宿者の状況及び対策の推移」
金秀顯(世宗大学)
日本側報告1 10:15~10:45(30分)
「ますます拡散化するホームレス現象と社会保障の再構築」
水内俊雄(大阪市立大学)
休憩 10:45−10:55(10分)
韓国側報告2 10:55−11:40(45分)
「人権の観点から見た非住宅居住者の現況」
徐鐘均(韓国都市研究所)
日本側報告2 11:40−12:10(30分)
「住宅セーフティネットの政策論」
平山洋介(神戸大学)
昼休憩 12:10~13:10(60分)
②午後の部 13:10−16:00
韓国側報告3 13:10~13:55(45分)
「社会的企業支援とワーキングプアの就労支援」
李恩愛 (Work Together Foundation)
日本側報告3 13:55~14:25(30分)
「社会的企業としてのビッグイシュー日本—ビジネスとしてのホームレス支援」
佐野章二(ビッグイシュー日本)
休憩 14:25~14:35(10分)
討論 14:35~16:00(85分)
終了 16:00
後援:大阪市立大学都市研究プラザ
助成:日韓文化交流基金(共通論題について)