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2009年09月12日 アート&アクセス 第2回シンポジウム「釜ヶ崎のアートへ」

アート&アクセス 第2回シンポジウム「釜ヶ崎のアートへ」


大阪市西成区の通称「釜ヶ崎」は日雇労働を行う単身男性が圧倒的に多く、高齢化、失業、貧困、居住不安定など、さまざまな困難な問題を抱えています。関西の「近代化」は、このまちの人々の労働に多くを負ってきているのですが、情報も乏しく近寄りがたいイメージだけが先行しています。釜ヶ崎をゲットーとして囲い込んでしまうのではなく、わたしたちの暮らしの連続線上にとらえたいと思います。

西成にはアートにかかわる多くの市民グループがあります。
アートと意識せずにこれらの活動を行っているところもありますが、「つながり」を大切にしている点において、アートの力を活用しているといえましょう。それらの活動を豊かな文化資源(リソース)としてとらえ、アートの可能性をさぐります。

アートはコミュニティにおけるコミュニケーションとアクセスを促し、対話の機会を生み出します。こうしたアートの力によって、釜ヶ崎の社会的・文化的「交通」を、よりいっそう豊かにすることができないだろうか、というのが本シンポジウムの出発点です。

日 時:9月12日(土)11:00~17:30(開場10:30)
場 所:大阪市立大学都市研究プラザ 西成プラザ
参加費:無料
定 員:60名
お申し込み方法:氏名・所属・連絡先を明記の上、メールにてお申し込みください(9月9日(水)17:00締切)。

■お申し込み・お問い合わせ
地域アートマネージャー育成事業実行委員会事務局(大阪市立大学都市研究プラザ内)
E-mail:aaam◎ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(◎を@に変えてご送信ください)

主 催:地域アートマネージャー育成事業実行委員会
後 援:大阪市立大学都市研究プラザ 船場アートカフェ
文化庁 平成21年度「文化芸術による創造のまち」支援事業

■プログラム
□午前の部(11:00-12:10)
・釜トーク:釜ヶ崎へのアクセシビリティ
 若松 司(大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)
 山田英範(ビジネスホテル中央グループ専務取締役)

□午後の部(13:10-17:30)
・基調講演
 栗原 彬(立教大学名誉教授、立命館大学特別招聘教授)
・釜プレゼン:釜ヶ崎におけるアートの資源
 ナビゲーター:上田假奈代(闘う詩人、特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋[cocoroom]代表)
 おはなし:紙芝居劇むすび、こどもの里、山王こどもセンター、釜ヶ崎夏まつり、
 釜のブルースバンド、西成民踊研究会、ほのぼのクラブ(西成市民館)、
 創作クラブ(三徳寮)、難波屋(ライブ)、成田屋(ライブ・展示)、
 ライフサポート路木(エコバック)、十二楽坊(今池平和寮)など
・co-access(グループディスカッション)

■プレプログラム
・スタディツアー:釜ヶ崎まちあるき
 釜ヶ崎をあるきながら、地域の現状や課題、人々の暮らしについて、スタッフがご説明します。

日 時:9月11日(金)16:30~(所要時間:約1時間)
定 員:15名(先着順)
お申し込み方法:氏名・所属・連絡先を明記の上、aaam◎ur-plaza.osaka-cu.ac.jpまでお申し込みください(◎を@に変えてください)。受付確認後、当日の集合場所等についてお知らせいたします(定員になり次第、締切)。

■アクセス
大阪市立大学都市研究プラザ 西成プラザ
〒557-0002 大阪市西成区太子1-4-3 太子中央ビル3階
(100円ショップFLETS太子店内の階段から3Fへ)

地下鉄御堂筋線・堺筋線「動物園前」駅7番出口すぐ
JR「新今宮」駅東口から徒歩1分
http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/nishinari/