第9回包摂型社会研究会
Posted at : 2016-06-09
本研究会は、都市研究プラザ特別研究員の自主的な研究企画として実施する研究会である。経済や社会のグローバル化が進展する中、雇用構造の脆弱化・福祉の軟弱化・安定した住まいやコミュニティの形骸化が一層進んでおり、それらによる社会集団や特定の地域が社会的不利に陥りがちな傾向が危惧されている。
そこで、本研究会は、「社会的包摂」を切り口として研究や実践活動に取り組んでいる、若手研究者の研究成果の実践現場への応用を検討し、新たな理論や実践モデルへの軟着陸を試みる機会とするとともに、「包摂型社会」の有り様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓く研究者の育成の場に資することを目的とする。
第9回は、「子どもの貧困と都市自治体の子ども政策」をテーマに上林芳夫(伊根町役場)氏による報告を基に、議論を行う。
日 時:2016年6月23日(木)18時30分~20時30分
場 所:大阪市立大学都市研究プラザ西成プラザ
問合せ:都市研究プラザ