第2回「包容力ある都市構想」合同研究会
Posted at : 2018-08-22
昨年度、水内俊雄(大阪市立大学)、福本拓(宮崎産業経営大学)を中心として「包容力ある都市論の構築」をテーマとする研究会を計10回実施した。今回開催する研究会はその内容を引き継ぐものであり、研究者による研究報告や今後の研究方針に関する議論を通して、参加者間での意見交換と情報共有につなげてゆくことを目的としている。また関連する科研と戦略的研究の研究会とも合同する。
今回の研究報告者と報告内容は以下の通りである。今回は特に、予定しているSpringer社からの英語書籍に寄稿されるパーツの紹介と、最終検討の場ともなっている。
日時:2018年08月23日(木)1)10:00~11:00/水内俊雄(大阪市立大学)
時間:AM9:30開場、AM10:00開始、PM1:00終了
場所:大阪市立大学・西成プラザ(太子福祉館)
共催:都市研究プラザ
封じ込めから分散政策におけるホームレスの人々への最後のセーフティネットの地理:東京を事例にして2)11:00~12:00/山本薫子(首都大学東京)(※Skype中継での発表)
Geographies of the Last Housing Safety Net for Homeless People Beyond Policies of Confinement and Dispersion: Focusing on Tokyo’s Inner-city Area
福祉ニーズの高まりが都市下層地域の社会構造におよぼした影響3)12:00~13:00/キーナー・ヨハネス(大阪市立大学)
The impact of increasing welfare needs on the social structure of urban underclass communities: A case of Kotobuki, Yokohama
労働者街から福祉の街へ:大阪市のインナーシティから
From working class housing to welfare apartments: The case of Osaka’s inner city