シンポジウム・研究会
第2回「包容力ある都市構想」研究会

Posted at : 2019-11-13


「包容力ある都市構想」合同研究会の主旨を引き継ぎ、「包容力ある都市構想:社会包摂と経済包摂」をテーマとした研究会を実施する。昨年度まで注目してきたサービスハブやボランタリーセクターに加え、社会保障を基礎にする社会包摂のみならず、就労をベースにした経済包摂の側面にも着目する。それらがいかなるイノベーションやイニシアティブによって構築され駆動しているのかという点に着目する。今回は、ドイツを事例に移民、都市再生、ジェントリフィケーションの視点から、ドイツ都市の近年の変容と実践的アクション、そして都市効果について議論を行う。以下2名の研究者を招聘し、研究発表をもとに参加者を交えて意見交換を行う。
日時:2019年12月27日(金)
場所:大阪市立大学 高原記念館1F(北棟)研究交流スペース
主催:都市研究プラザ
・山本健兒(帝京大学)
「ドイツにおける都市空間整備と移民の背景を持つ人々 : ミュンヘン市における「社会的都市プログラム」の事例 (特集 多国籍・多文化共住の都市づくり):を中心とした話題提供」

・大場茂明(大阪市立大学)
近著『現代ドイツの住宅政策―都市再生戦略と公的介入の再編』をベースに、都市再生とジェントリフィケーションの関係について話題提供