第13回包摂型社会研究会
Posted at : 2017-03-08
本研究会は、都市研究プラザ特別研究員の自主的な研究企画として実施する研究会である。経済や社会のグローバル化が進展するなか、雇用構造の脆弱化・福祉の軟弱化・安定した住まいやコミュニティの形骸化が一層進んでおり、それらによる社会集団や特定の地域が社会的不利に陥りがちな傾向が危惧されている。そこで、本研究会は、「社会的包摂」を切り口として研究や実践活動にとりくんでいる、若手研究者の研究成果の実践現場への応用を検討し、新たな理論や実践モデルへの軟着陸を試みる機会とするとともに、「包摂型社会」の有り様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓く研究者の育成の場に資することを目的とする。第13回は、「移民音楽家のキャリア形成の軌跡:オスロでのエスノグラフィー研究を通して」をテーマに原真理子(ノルウェーヘッドマルク大学研究員)氏による報告をもとに、議論をおこなう。
主 催:包摂型社会研究会
日 時:2017年3月21日(火)18時30分~20時30分
場 所:大阪市立大学梅田サテライト107教室
参加費:無料