国際小円座「近世巨大都市の身分的周縁-大坂と江戸-」
Posted at : 2018-07-25
これまで、近世巨大都市における周縁的社会構造の解明を目指す共同研究を積み重ねてきた。今回は、二つの方向から議論する場を持ちたい。一つは、都市大坂における神社社会のあり方と和泉における神社と地域の関係を比較しながら、都市における宗教者の存在形態の特質を探ることである。もう一つは、江戸から東京への移行期における身分制の解体の特質について探ることである。
こうした巨大都市の身分的周縁への多様かつ具体的なアプローチを積み重ねること、そしてそれを世界史的な視野から位置づけれること、が重要と考えるが、そうした点についても共同で議論する場としたい。
- 期日:2018年7月16日(月)
- 会場:大阪市立大学杉本キャンパス経済学部棟2階・第4会議室
- 主催:三都研究会・国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業「周縁的社会集団と近代」
- 共催:近世大坂研究会・都市研究プラザ・都市文化研究センター