第1回「包容力ある都市構想」合同研究会
Posted at : 2018-07-25
昨年度、水内俊雄(大阪市立大学)、福本拓(宮崎産業経営大学)を中心として「包容力ある都市論の構築」をテーマとする研究会を計10回実施した。今回開催する研究会はその内容を引き継ぐものであり、研究者による研究報告や今後の研究方針に関する議論を通して、参加者間での意見交換と情報共有につなげてゆくことを目的としている。また関連する科研と戦略的研究の研究会とも合同する。
今回の研究報告者と報告内容は以下の通りである。今回は特に、高度経済成長期以降日本の労働市場を下支えしてきた「飯場」に焦点をあて、その内情や地理的分布の把握を通して「飯場」が大都市の包容力の醸成にいかに寄与してきたのかということについて議論する。
水野阿修羅(著述家、飯場研究家): 関東、関西の飯場、社員寮の現状報告
水内俊雄(大阪市立大学)、松尾卓磨(同・文学研究科院生)、浅原優花(同・法学部生):飯場データベース構築にあたって
日時:平成30年7月26日(木) 09:45〜12:00
会場:大阪市西成区・大阪市立大学西成プラザ(太子福祉館)
共催:大阪市立大学都市研究プラザ