第7回 東アジアインクルーシブシティネットワーク(EA-ICN)の構築に向けた ワークショップは、盛況のうちに終了いたしました
Posted at : 2017-09-05
第7回東アジア包摂都市ネットワークの構築に向けたワークショップを開催しました
2017年8月21日(月)から24日(木)にかけて、会場を大阪市から八尾市、堺市へと移しながら、「第7回東アジア包摂都市ネットワークの構築に向けたワークショップ―引き裂かれた年から包摂型都市へ」を、都市研究プラザの主催、ソウル研究院、韓国都市研究所、ソウル住宅都市公社、京畿道始興市の共催、さらに大阪市、堺市、八尾市、日本居住福祉学会の後援のもと開催しました。
例年、日本各地のみならず、韓国、台湾、香港からの参加がありますが、今回は海外ゲストだけでも50名、全部で100名近くの参加が得られました。
このワークショップは東アジア都市が共通して直面している課題について経験を共有するプラットフォームを築くことを目的にしています。
第1日目には西成情報アーカイブにて「ジェントリフィケーション・空間をめぐる都市政治」、第2日目には八尾市安中人権コミュニティセンターにて「各都市におけるまちづくりと居住福祉の実践経験」、第3日目には堺市役所にて「都市ネットワーク会議」と題して各国から報告を受けたのち、送別懇親会の場では荒川学長の臨席のもと「インクルーシブ都市ネットワーク構築に向けた共同宣言」が提起され多数の賛同が得られました。
また、これらのセッションをはさんで、4日間にわたり府下3市内6か所の現地視察が敢行されました。酷暑下のハードスケジュールでしたが、いずれの現場においても参加者と現場の実践家との間で活発に意見が交わされました。
今回は、開催地が大阪ということもあり、堺および八尾の両市長に出席いただくなど、大阪市、堺市、八尾市の方々に多大な協力を賜りました。
府内の行政機関と海外の行政機関のみならず研究機関や市民組織をつなぐネットワーク構築に貢献しようとしている都市研究プラザとして非常に大きな手応えを感じた4日間でもありました。
次回は来年6月、香港にて開催する予定です。